遊びの玉手箱

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大道芸・伝統芸能

ライン

ガマの油売り

ライン ガマの油売り

口上でお客様をひきつけて、物を売ることを「タンカ売」といいますが、タンカ売は口上が芸になったもので、口上芸の一種です。

がまの油売りは、口上芸の代表です。
がまの油売りの口上は、テンポが良くて、聞いていると、いつのまにか自分も、がまの油売りの口上を口にしていたりします。

さあて、お立ち合い、御用とお急ぎでない方は、どうぞ聞いておいで。
遠目山越し傘のうち、もののあいろとりかたがわからぬ。
山寺の鐘はごうごうと鳴るといえども、童子一人来たって鐘に撞木をあてざれば、鐘が鳴るやら、撞木が鳴るやら、とんとその音色がわからぬが道理。
てまえ持ちいだしたるは、四六のがまだ。
四六、五六はどこでわかる。
前足の指が四本、あと足の指が六本。
これをなずけて、四六のがまと申す。
このがまの住めるところは、これより遥か北にある筑波山の麓にて
おんばこという露草をくらう。(あとに続く)

という具合に、名調子がつづきます。だからと言って、名調子を聞かせるだけではつまらない。
そこで、名調子の間にアドリブをいれて、お客様を笑わせながらリズミカルに演技をつづけます。
プロの口上芸の技を、どうぞ、お楽しみください。

関西を中心に全国どこへでも、楽しいイベントをお届けに参ります!
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